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心房細動(Af)と睡眠時無呼吸症候群(SAS)/ 閉塞性睡眠時無呼吸症(OSA)の傾向を

一回の検査で予測でき健康起因事故を予防する、最も手軽なヘルスチェック

一度に、不整脈と無呼吸症のチェックができる、CVICオリジナルの心臓ドック検査オプションです。
手軽に行うことのできなかった検査が、世界で最も小さい心拍計を3日前後連続装着することによって、これらのリスク傾向を計測することができる画期的な検査です。

世界最小クラスの心拍計を装着し

連続3日間程度の心拍間隔を記録いたします。

(ご自分で装着、脱着が可能で、とても小さく軽いので、日頃の生活、運動などの制限なく、普段通りの心拍間隔の記録から、皆様の不整脈や無呼吸などの傾向を観察することが可能になりました。
​(当院のドックのオプション検査としてのみご提供が可能な心拍間隔計測となります。)

​心拍間隔の計測が完了したら、ご自分で外していただき、心拍計や生活の記録などと一緒に、付属の返信用キットで返送いただくと、解析センターにおいて解析とレポーティングを行い、CVICのドック検査レポートと同じように、お手元にお届けします。

【心房細動(Atrial Fibrillation;AF)】

 心房細動(Af)は、心房が高速で無秩序に動く不整脈であり、これが脳梗塞の原因となる可能性があります。この病状は心電図上で確認でき、持続時間によって発作性、持続性、永続性の3つの型に分けられます。

高齢者や既存の病気を持つ人々はAfを発症しやすく、このようなリスクを持つ65歳以上の人々は、心電図機器を使用して定期的にチェックすることが重要です。Afは約40%が無症状であり、しかし心拍出量の減少や血行動態の悪化を引き起こし、動悸、息切れ、胸部不快感、労作時の疲労感などの症状を引き起こすことがあります。

さらに、Afは血栓形成のリスクを5~10倍に増大させ、脳梗塞や心不全のリスクも高まります。その治療は心拍数の調節、再発予防、抗凝固療法などを含み、さまざまな薬物やカテーテル・アブレーションといった手法も選択肢に含まれます。

【睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome ; SAS)】

睡眠時無呼吸症と心血管疾患:無視できないリスク

 

 睡眠時無呼吸症は、睡眠中に何度も呼吸が停止し、睡眠の質を低下させる病気です。無呼吸は閉塞型、中枢型、混合型の3種類があり、閉塞型は肥満、首の短さや太さ、顎の小ささ等で気道が塞がることが主因です。昼間の過度な眠気、頭痛、倦怠感、夜間頻尿等が主な症状で、特に昼間の眠気は居眠り運転の原因になることから注意が必要です。

睡眠時無呼吸症は、心血管疾患と深く関連しています。高血圧、心筋梗塞、心房細動等の不整脈、脳卒中、突然死を引き起こすことが多いと言われています。特に高血圧患者の約3割に、治療抵抗性高血圧症患者の約8割に、重症の場合では脳卒中の発症リスクが3.3倍になるとも報告されています。

心臓や脳など、体の各臓器に負担がかかり、生命に影響を及ぼすこともあるため、早期に見つけて治療することが重要です。診断は在宅検査や精密な標準睡眠ポリグラフ検査で行われ、治療方法としては持続陽圧呼吸(CPAP)治療が主流です。これは、呼吸時の気道を開くために陽圧を利用する治療法で、一部の患者には大いに効果を示します。

生活の質を落とし、心血管疾患のリスクを高める睡眠時無呼吸症は、適切な診断と治療が必要な疾患です。日々の生活の中で、自身や周囲の人がこの症状を示している場合は、このスクリーニング検査をお勧めします。

【閉塞性睡眠時無呼吸症(Obstructive Sleeping Apnea ; OSA)】

睡眠時無呼吸症と心血管疾患:無視できないリスク


 睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、患者の夜間睡眠を脅かす疾患で、特に、上気道が塞がる「閉塞性無呼吸(OSA)」が多く見られます。OSAでは、首や喉周辺の脂肪沈着、扁桃腺の肥大、舌の付け根や口蓋垂(のどちんこ)、軟口蓋(口腔上壁後方の軟らかい部分)の影響で上気道が狭まるため、気道が塞がりやすくなります。

上気道の狭窄は、骨格の大きさと、その中に存在する組織の量に密接に関わります。たとえば、骨格が大きければ、体重が増え組織の量が増えたとしても、上気道が狭まる可能性はそこまで高くはありません。しかし、元々骨格が小さい場合、上気道のスペースはすでに限られており、そこに組織の量が増えると、上気道はさらに狭くなり、閉塞しやすい状況になります。

健全な睡眠を取ることは、全体的な健康にとって重要であるため、これらの状況に気付き、対策を講じることが重要です。患者本人に自覚症状がない場合もありますが、日中の過度の眠気や起床時の頭痛、倦怠感などが見られる場合、無呼吸症の可能性を疑い、医師の診断を受けるべきです。この病気は、自己管理や適切な治療により、生活の質を向上させるとともに、関連する健康リスクを減らすことができます。

<< 注意 >>

2023年6月から実施の

CVICで心臓や脳のドック検査をお申し込みいただく方へのオプションとなります。

(プレミアムドック・心臓+脳ドック・脳ドック など)

心拍計を3日程度装着する検査となります

心房細動(Af)・睡眠時無呼吸症候群(SAS)スクリーニング検査プラスオプション

44,000円(税込)

【心臓画像クリニック飯田橋-CVIC-】心臓MRI検査・心臓ドック・画像診断のスペシャリストチーム | 東京都新宿区
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