安い医療を受けに海外へ

このような題名で書くと、アラブかどこかのお金持ちが、アメリカに最先端の医療を受けに行く事を想像する人も沢山いると思います。 しかし、これはSan Francisco Chronicleという新聞に載っていた記事で、「アメリカ人が海外へ安い医療を受けに行く」という話です。 日本でもマイケル・ムーアの映画「シッコ(Sicko)」の影響で、アメリカの医療が大変な事になっていることを理解している人も増えたと思います。実際に、Deloitte Center for Health Solutionsの調査によれば、昨年1年間で75万人のアメリカ人が海外に医療を受けに行っているようです。2010年には600万人にまで増えるのではないかと言われています。実際にアメリカの有名大学である、Duke、John Hopkins、Columbia等の大学は、海外の医療機関とのパートナーシップを進めています。 インド、タイ、シンガポール等は英語が自由に使える事を生かして頑張っていますが、日本も何とかこの中に食い込みたいですよね。技術的には、日本は世界最高水準の医療を提供出来ると信じています。